自動車保険の日
こんにちは。
寒さがすこしやわらいできたのかな、と思ったら、来週からはまたとても寒くなるようです。どうかご自愛ください。
さて、今週末はバレンタインですね。今年は日曜日ということで、チョコを渡したい学生さんは、渡すドキドキと、どうにかして学校以外で意中の人に会わなければならないドキドキが重なっているのかなあ……と、勝手以外の何物でもない感じで想像をしています。
このように、2月14日といえば世間ではバレンタインデー一色という様相です……と書いていて、昨年ホワイトデーにあわせて、このページで3月14日に制定されている影が薄めな記念日をご紹介したことを不意に思いだしました。
そこで今年は、2月14日・バレンタインデー以外の記念日をご紹介したいと思います。というのも、ここでお伝えするのにぴったりの記念日があるのです。
それは冒頭のとおり『自動車保険の日』でございます。
現在の東京海上日動の前身である旧東京海上は1879年(明治12年)に創業されました。貨物保険・ついで船舶保険の取り扱いからスタートをきったわけですが、その約35年後の1914(大正3年)3月に、火災保険・運送保険、そして自動車保険の発売を開始しています。
昨年の4月に、自動車保険が2014年4月に100周年を迎えたことを少し書きましたが、その歴史の始発点ですね。この3月の自動車保険発売にさきだち、2月14日に旧東京海上が自動車保険の営業認可を取得したのです。これは日本初のことでした。
つまり、この「自動車保険の」日を制定したのは、まさしく私どもが取り扱っております東京海上日動なのです。畢竟、日本ではじめて自動車保険を販売したのも東京海上なのですね。何か感慨深いような気持ちがいたします。
100年という月日がはたして長いのか短いのか、なかなかはかりがたいようにも思われます。しかし今、私たちが街に、道に、自動車の姿を目にしない日がないように、100年後もきっとそうなのだろうと思います。
そのときにはどんな自動車が走っていて、自動車保険はどのようにかわっているのでしょう?
自動車という乗り物は、今まさに、幾度目かの大きな転換点を迎えているようです。経営の面では国内外を問わず業界再編の動きも見られますし、テクノロジーの面では、電気・水素自動車は実用の域に入り、安全装置では自動ブレーキ搭載車を街でみることも多くなりました。将来的には自律走行の域にたどり着こうかとしているようです。100年後とは言わず、近い将来、自動車保険もまた大きく変わらざるを得ないでしょう。
これまでたゆみない努力で人間が何かを進化させてきたのは、そうしてこれからも進化させてゆくのは、人間が、明日は今日よりもよい日であるようにと潜在的に願っているからのように思います。
自動車がよりよいものになるのであれば、自動車保険もきっとそうなるのではないでしょうか。より安全な車が登場すれば、保険もそれに見合った商品に変わるはずです。
いずれくるであろうその大きな変化を受け止めて柔軟に対応し、お客様を常にお守りする理念は変わらず、今日よりよい明日を生きるお手伝いをできるよう、日々邁進して参りたいと感じます。